第2回
親が子供に与える学習ツールとして進●ゼミや●会などの通信教育がありますね。学年の変わり目や夏休み前、冬休み前になると必ずポストの中に入っているパンフレットには「基町高校合格者の50%は進●ゼミで勉強していた」とか「東大・京大 現役合格者の多くが●会」などなど刺激的な言葉が躍っています。これに心動かされるお母さんは多いのではないでしょうか。
しかし、実際にご近所さんからよく聞く話は「最初はやってたようだったけど、今は見向きもしない」「テキストはたまるばかり」ですよね。進●ゼミや●会のテキストを見たことがありますが本当によく出来ています。さすが教材開発にしっかり力を入れているだけあります。
では、なぜ子どもはテキストを途中で投げてしまうのでしょうか
それは、ただ単にやりたくないからではありません。途中から進めなくからです。進めなくなったとき、「基町高校合格者の50%」の生徒と「見向きもしない」生徒に分かれてしまいます。
出来ない問題にぶち当たった時その後の対応で全てが変わって来るのです。
(さあ、ここから勉強のやり方に関わってきますよ。)
勉強ができる子はまず、どこが分からないかをはっきりさせます。計算であれば「途中のここまでは出来ているけど、この次が分からない」とか文章題なら「このパターンは解けるけど、こっちのパターンは出来ない」とか問題を解きながら、自分の弱点を明確にしていきます。
そして、どうすれば理解できるかも彼らは知っています。出来ない問題の基本を「教科書やノート、参考書」で調べます。そして基本を繰り返し見直し、頭に叩き込みます。基本問題が出来るようになってから、応用問題にかかります。更には「似た問題の解き方」を調べ、解き方を覚えます。
勉強ができない子は出来ない問題に深く関心が行きません。計算で間違えても「答えが違った」という結果で終わります。計算途中のどこで間違えたかに関心が行かないのです。文章問題で間違えても、間違えた問題の種類を明確にしようとしません。だから、「どこが分からないかが、分からない」と言うのです。
そして、出来なかった問題を何かで調べて解決しようとしません。出来なかったらそのままなのです。
勉強のやり方に関して、こまかい手法はいくらでもあり自分に合った方法を知ることはもちろん大切ですが、本当に一番大切な「根幹」となる部分は「分からないところを自分で調べ、出来るようにする」です。そして、調べても調べても分からない時、最後の最後に先生に聞けばいいのです。
「基町高校合格者の50%」の生徒達はどこが分からないかをはっきりさせる、自分で調べる という勉強のやり方を知っているからテキストを最後までやり遂げ、学力を伸ばすことができるのです。
「見向きもしない」生徒は出来ない問題に何度かぶち当たると「あー、もうやーーめた」になってしまうのです。
中学生がすぐにでもできる勉強法は学校の宿題や塾の宿題をするとき出来ない問題があったら「教科書やノートで調べる」ということを始めてみることです。そうすれば、理解力や定着力が格段に伸びますし「勉強? なにをやったらいいか分からない」ということがなくなります。
(ここから「伸びる子は親の行動で決まる」に入ります。)
「分からなかったら調べる」という簡単な行動が出来ないのは子どもが小さい頃、親が安易に答えを教えていたからです。
子どもが小学校低学年のころは親が子どもの横について一緒に宿題をしたりします。その時、子どもが出来ない問題があると親は熱心に説明しますね。親は教えることで安心します。しかし、子どもの「分からなかったら調べる」能力は確実に弱くなってしまいます。そして、高学年になったら「自分で勉強しなさい」と突き放します。泳ぎ方を知らない子を、プールの真ん中に投げ込むようなものですね。
親がやるべきことは計算ができなければ「算数の教科書もってきてごらん」とか漢字が書けなければ「辞書を持ってきてごらん」と解決方法をアドバイスするだけです。それでも出来なくて泣きそうなら一緒に教科書や辞書で調べてあげればいいのです。
適塾の小学生クラスでは生徒が間違えてもすぐには答えを教えません。調べても分からない、考えても分からない、理解していない時
解き方や考え方を説明します。たまに「間違っても教えてくれない」と言って塾をやめる子がいますがその後(中学生になって以降)の話を聞くとほとんどの子が勉強に苦戦し、受験も残念なことになっています。勉強方法が身についていない結果です。
親が子に対して熱心にやっている行動でも子どもの能力を弱めてしまう場合があります。子どもの「問題解決能力」を高めることを第一に考えお子様の勉強に携わってみて下さい。そうすれば、少しずつでも確実に勉強の仕方が身につきます。
勉強のやり方がわからない
親が子供に与える学習ツールとして
進●ゼミや●会などの通信教育がありますね。
学年の変わり目や夏休み前、冬休み前になると
必ずポストの中に入っているパンフレットには
「基町高校合格者の50%は進●ゼミで勉強していた」とか
「東大・京大 現役合格者の多くが●会」などなど
刺激的な言葉が躍っています。
これに心動かされるお母さんは多いのではないでしょうか。
しかし、実際にご近所さんからよく聞く話は
「最初はやってたようだったけど、今は見向きもしない」
「テキストはたまるばかり」
ですよね。
進●ゼミや●会のテキストを見たことがありますが
本当によく出来ています。
さすが教材開発にしっかり力を入れているだけあります。
では、なぜ子どもはテキストを途中で投げてしまうのでしょうか
それは、ただ単にやりたくないからではありません。
途中から進めなくからです。
進めなくなったとき、
「基町高校合格者の50%」の生徒と
「見向きもしない」生徒に分かれてしまいます。
出来ない問題にぶち当たった時
その後の対応で全てが変わって来るのです。
(さあ、ここから勉強のやり方に関わってきますよ。)
勉強ができる子は
まず、どこが分からないかをはっきりさせます。
計算であれば「途中のここまでは出来ているけど、この次が分からない」とか
文章題なら「このパターンは解けるけど、こっちのパターンは出来ない」とか
問題を解きながら、自分の弱点を明確にしていきます。
そして、どうすれば理解できるかも彼らは知っています。
出来ない問題の基本を「教科書やノート、参考書」で調べます。
そして基本を繰り返し見直し、頭に叩き込みます。
基本問題が出来るようになってから、応用問題にかかります。
更には「似た問題の解き方」を調べ、解き方を覚えます。
勉強ができない子は
出来ない問題に深く関心が行きません。
計算で間違えても「答えが違った」という結果で終わります。
計算途中のどこで間違えたかに関心が行かないのです。
文章問題で間違えても、間違えた問題の種類を明確にしようとしません。
だから、「どこが分からないかが、分からない」と言うのです。
そして、出来なかった問題を何かで調べて解決しようとしません。
出来なかったらそのままなのです。
勉強のやり方に関して、
こまかい手法はいくらでもあり
自分に合った方法を知ることはもちろん大切ですが、
本当に一番大切な「根幹」となる部分は
「分からないところを自分で調べ、出来るようにする」です。
そして、調べても調べても分からない時
最後の最後に、先生に聞けばいいのです。
「基町高校合格者の50%」の生徒達は
どこが分からないかをはっきりさせる、自分で調べる
という勉強のやり方を知っているから
テキストを最後までやり遂げ、学力を伸ばすことができるのです。
「見向きもしない」生徒は
出来ない問題に何度かぶち当たると
「あー、もうやーーめた」になってしまうのです。
中学生がすぐにでもできる勉強法は
学校の宿題や塾の宿題をするとき
出来ない問題があったら「教科書やノートで調べる」
ということを始めてみることです。
そうすれば、理解力や定着力が格段に伸びますし
「勉強? なにをやったらいいか分からない」ということがなくなります。
(ここから「伸びる子は親の行動で決まる」に入ります。)
「分からなかったら調べる」という簡単な行動が出来ないのは
子どもが小さい頃、親が安易に答えを教えていたからです。
子どもが小学校低学年のころは
親が子どもの横について一緒に宿題をしたりします。
その時、子どもが出来ない問題があると親は熱心に説明しますね。
親は教えることで安心します。
しかし、子どもの「分からなかったら調べる」能力は
確実に弱くなってしまいます。
そして、高学年になったら
「自分で勉強しなさい」と突き放します。
泳ぎ方を知らない子を、プールの真ん中に投げ込むようなものですね。
親がやるべきことは
計算ができなければ「算数の教科書もってきてごらん」とか
漢字が書けなければ「辞書を持ってきてごらん」と
解決方法をアドバイスするだけです。
それでも出来なくて泣きそうなら
一緒に教科書や辞書で調べてあげればいいのです。
適塾の小学生クラスでは
生徒が間違えてもすぐには答えを教えません。
調べても分からない、考えても分からない、理解していない時
解き方や考え方を説明します。
たまに「間違っても教えてくれない」と言って塾をやめる子がいますが
その後(中学生になって以降)の話を聞くと
ほとんどの子が勉強に苦戦し、受験も残念なことになっています。
勉強方法が身についていない結果です。
親が子に対して熱心にやっている行動でも
子どもの能力を弱めてしまう場合があります。
子どもの「問題解決能力」を高めることを第一に考え
お子様の勉強に携わってみて下さい。
そすれば、少しずつでも確実に勉強の仕方が身につきます。