第1回 その過保護と溺愛が、子供を苦しめます


今の日本では、炊事、洗濯、そういう家事はお母さんがやるということが、当たり前だと思ってしまっている。でもこれは違います。間違っています。世界では、家事はお母さんと子どもが一緒になってやるというのが圧倒的に多いです。ましてや、ほとんどの子どもがお手伝いをしない、そしてお母さんが役割仕事を与えない、そんな国は日本だけだと考えた方がいいです。

 

子どもには仕事をさせるべきです。たとえ皿洗い一つでも、お母さんがどんなに大変なのかよく分かるんです。そして、お父さんがどんな思いでお金を稼いで家族を守っているか理解するようになります。すると、子どもは親を尊敬するようになります。これも大事な教育です。

 

今回は第1回目ですから、あえてこの話を書かせてもらいます。私は20年以上塾の先生として授業してきました。実は子どもを見ているとよく分かることがあります。お母さん、子どもは過保護と溺愛を絶対にやってはいけません。過保護は暴力よりも人を苦しめると言う心理学者もいます。その通りだなと私は思っています。溺愛で育てた子どもたちというのは、非常に苦しいです。子どもの時はまだいいです。大人になった瞬間から地獄が始まります。そして生涯、地獄で終わります。

 

自分の事を何でもやってもらえると思っている人間が、誰かに感謝することはありません。誰かを尊敬することもありません。大人になって会社に入っても全く使えないです。相手を尊敬しないから、上司の命令を聞かない。そして結婚しても、旦那さんの悪口、奥さんに対する不平不満。こればっかり言うようになる。これは本当にみごとに出ます。

 

過保護と溺愛の中で育ってるというのは、どういうことかと言うと、幸せを感じる力がものすごく小さくなってしまうと言うことです。だから苦しむのです。不平不満の中で生きていく子どもは、とても苦しいです。

 

お母さん、子どもをダメにするにはどうしたらいいと思いますか。子どもの言う通りにやればいいのです。欲しいものはみんな与えて下さい。いっさい我慢をさせないでください。すると完璧に最悪な大人になってきます。

 

子どもを育てるのは、これの逆です。3歳ぐらいまではいいです。幼児期まではずっとずっと可愛がっていいと思います。でもある程度になったらそこに厳しさを入れないといけません。愛情を深く入れて、そしてダメなものはダメということが出来る力、これは本当にお母さんにとって大事です。ダメなものはダメとしっかり言える親にならないと、子どもが後で苦しみます。愛情は厳しさが伴う。これは当然の事です。

 

そしてお母さんに強く言いたいことは、人間にとって子育てと言うのが、最も偉大で尊い仕事です。本当にお母さん方の中には苦しみながらやっておられる方もいらっしゃるでしょう。もちろん愛情いっぱいで幸せだと言う方もおられますが、でも子育ては色んな事があるから苦しいんです。そんな偉大で、尊い仕事をやっているみなさん、お母さんには尊敬の念を持っています。心から敬意を表します。どうか頑張ってください。

 

一番大事な事は何かと言うと、子どもを愛する、かまうということも大事ですがでも親として、お母さんとして一番大事な事は何か、それはお母さんが自分の人生を一生懸命生きると言うことです。自分の人生を楽しみ、懸命に生きているお母さんの姿。そんな大人の姿が、最も大事な教育なんです。どうか、子育てに本気になってぶつかって下さい。何事があっても逃げないでください。そして、立派なお母さんになって、立派に子どもたちを育てて下さい。

 今の日本では、炊事、洗濯、そういう家事は

お母さんがやるということが、当たり前だと思ってしまっている。

でもこれは違います。間違っています。

世界では、家事はお母さんと子どもが一緒になってやるというのが圧倒的に多いです。

ましてや、ほとんどの子どもがお手伝いをしない、そしてお母さんが役割仕事を与えない、

そんな国は日本だけだと考えた方がいいです。

 

子どもには仕事をさせるべきです。

たとえ皿洗い一つでも、お母さんがどんなに大変なのかよく分かるんです。

そして、お父さんがどんな思いでお金を稼いで家族を守っているか

理解するようになります。

すると、子どもは親を尊敬するようになります。

これも大事な教育です。

 

今回は第1回目ですから、あえてこの話を書かせてもらいます。

私は20年以上塾の先生として授業してきました。

実は子どもを見ているとよく分かることがあります。

お母さん、子どもは過保護と溺愛を絶対にやってはいけません。

過保護は暴力よりも人を苦しめると言う心理学者もいます。

その通りだなと私は思っています。

溺愛で育てた子どもたちというのは、非常に苦しいです。

子どもの時はまだいいです。

大人になった瞬間から地獄が始まります。

そして生涯、地獄で終わります。

 

自分の事を何でもやってもらえると思っている人間が、

誰かに感謝することはありません。

誰かを尊敬することもありません。

大人になって会社に入っても全く使えないです。

相手を尊敬しないから、上司の命令を聞かない。

そして結婚しても、旦那さんの悪口、奥さんに対する不平不満。

こればっかり言うようになる。これは本当にみごとに出ます。

 

過保護と溺愛の中で育ってるというのは、どういうことかと言うと、

幸せを感じる力がものすごく小さくなってしまうと言うことです。

だから苦しむのです。

不平不満の中で生きていく子どもは、とても苦しいです。

 

 

お母さん、子どもをダメにするにはどうしたらいいと思いますか。

子どもの言う通りにやればいいのです。

欲しいものはみんな与えて下さい。

いっさい我慢をさせないでください。

すると完璧に最悪な大人になってきます。

 

子どもを育てるのは、これの逆です。

3歳ぐらいまではいいです。

幼児期まではずっとずっと可愛がっていいと思います。

でもある程度になったらそこに厳しさを入れないといけません。

愛情を深く入れて、そしてダメなものはダメということが出来る力、

これは本当にお母さんにとって大事です。

ダメなものはダメとしっかり言える親にならないと、子どもが後で苦しみます。

愛情は厳しさが伴う。これは当然の事です。

 

そしてお母さんに強く言いたいことは、

人間にとって子育てと言うのが、最も偉大で尊い仕事です。

本当にお母さん方の中には苦しみながらやっておられる方もいらっしゃるでしょう。

もちろん愛情いっぱいで幸せだと言う方もおられますが、

でも子育ては色んな事があるから苦しいんです。

そんな偉大で、尊い仕事をやっているみなさん、お母さんには尊敬の念を持っています。

心から敬意を表します。

どうか頑張ってください。

 

一番大事な事は何かと言うと、

子どもを愛する、かまうということも大事ですが

でも親として、お母さんとして一番大事な事は何か、

それはお母さんが自分の人生を一生懸命生きると言うことです。

自分の人生を楽しみ、懸命に生きているお母さんの姿。

そんな大人の姿が、最も大事な教育なんです。

どうか、子育てに本気になってぶつかって下さい。

何事があっても逃げないでください。

そして、立派なお母さんになって、立派に子どもたちを育てて下さい。